最近、twitterでやたらと心に刺さるつぶやきを発しているひつじさん(@CEOhitsujl)がオススメしていたので購入。

結論としては、2018年で購入した本の中で一番タメになった本でした。(今年は82冊購読)

この本は主に

  • メモを取る効果・メリット
  • 具体的なメモの取り方
  • メモを通じた自己分析のやり方

について書かれています。

僕の心に特に響いたのは、付録に収録されている自己分析1000問。僕自身、就職活動用に何百と分析しましたが、全て面接対策用だったので、心の奥で後悔している自分がいます。

この本では、筆者が、実際に就職活動時代に行った自己分析1000問以上が付録されており、

  • 本気で自己分析したい人
  • 誰よりも自分を知りたい人
  • 知ることで変わりたい人

    そんな人にもおすすめの一冊になっています。

    正直、メモの取り方については人それぞれなので、賛否両論ですが、僕は一度本で紹介されている内容を元に自己分析を100問ほど行う予定です。(現在は10問ほど)

    今、最も注目されている企業家による渾身のメモ術を知りたい人はこちら!

    メモを取る効果・メリット

    記録ではなく、知的生産のためにメモを取る

     

    メモには2種類の効果があり、本書では記録的な側面ではなく、いかにメモを使って副産物・アイディアを生み出せるかという点にフォーカスされています。

    メモを取ることによって得られる効果は5つあると紹介されています。

    1. アイディアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
    2. 情報を素通りしなくなる(情報獲得の伝達率向上)
    3. 相手のより深い話を聞きだせる(傾聴能力の向上)
    4. 話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
    5. 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

     

    本書では、この5つの効果を例え話を使って分かりやすく解説していたので、一部紹介します。

     

    知的生産的メモの活かし方

     

    例えば、私が映画を1人で見たとします。その後、友人と出会い、映画で感動した想いを伝える為に臨場感たっぷりに"やばかった"と話したとします。

    映画が普通ではなく、特徴的であったことは汲み取れますが、何がどう面白かったか一切わかりません。

    私の中では"やばかった"感動がイメージとして鮮明に頭の中で描かれているのですが、それを相手に伝えるには、イメージを言葉に変換しなければなりません。

    このイメージを的確に言葉にして相手に伝えるには、

    1. まず、映画の情報を記憶する
    2. 記憶した情報を整理する
    3. 相手に伝わるように整理し直す
    4. 整理した情報を言葉に置き換える

       

      というプロセスが必要になります。

      メモを取ることで得られるメリットは、完全のこのプロセスと一致しており、よりスムーズに話を進めるためにも、メモは積極的に有効活用すべきであると述べられています。

      確かに、メモ=記憶的イメージが強いのですが、記憶的な側面よりも、生産的な側面がメモを取る行為に隠されていたことは、大きな発見でした。

      筆者の体験談も紹介されていたので、なおさら理解しやすかった点もお伝えしておきます。

      具体的なメモの取り方

      その他の自己啓発本と違うな〜と感じるのは、全て筆者の具体的な体験談とセットで説明されている点。

       

      筆者の前田さんは、メモを取る際、特に『ファクト・抽象化・転用』について意識しているそうです。

      ファクト

      fact(ファクト)=事実。

      つまり、話し合われている内容や気になったありのままの現象を言葉にすることがファクトです。

      事実を言葉にするだけ? と思う方もいるかもしれませんが、私たちは案外、聴いているようで聴いていない生き物なので、話し合いの40%程しか頭に記憶として残っていません。

      ですので、メモを取ることは、factを100%記憶に残せる効果があるのです。まあ、これは一般的ですね。

       

      抽象化

       

      そして、面白いのが、メモしたファクト(事実)を元に、言葉を抽象化させる作業を行います。

       

      ある出来事、イメージを言葉にしたのに、それを抽象化するのか? と最初は理解出来ませんでしたが、本を読み進めると、その作業は本質を探る上で、最も重要なプロセスであることが分かりました。

       

      『事実は事実であって、解釈は無限大。』と言われるように、なぜ?を繰り返すと事実の裏側が見えることがあります。

       

      物事が発生した原因を考えることで、その改善策や更に面白い提案ができると指摘しています。

      たとえば、先ほど紹介した5つの効果。メモを取ることによって得られる効果は5つあると紹介されています。

      1. アイディアを生み出せるようになる(知的生産性の向上)
      2. 情報を素通りしなくなる(情報獲得の伝達率向上)
      3. 相手のより深い話を聞きだせる(傾聴能力の向上)
      4. 話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
      5. 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

       

      これらが、事実(ファクト)とすれば、どんな抽象的なことが想像できるでしょうか?

      • 人間力が高まる
      • 表現力が上がる
      • 日常の全てが変わる

       

      転用

       

      そして、転用は抽象化した内容を横展出来ないか考える作業です。

      例えば、メモ力を活かせば、人間力や表現力を高めらえるのであれば、ツイッターに取り組めば更に相乗効果が高まります。

      ツイッターは140文字の入力制限があるので、メモの総合力が試されます。

      しかも、刺さる内容であれば、多くの人にRTされたり「いいね」を貰えるので、ある程度、正解を知ることが出来ます。

       

      メモを通じた自己分析のやり方

       

      僕がこの本で一番『いいな〜』と感じたのは、具体的な行動を起こすよう、背中を後押しする仕組みが出来上がっていること。

       

      行動を促す自己分析

       

      大体の自己啓発本は、読み終わって『あ〜いいこと聞いた』と表面的な部分を理解したと勘違いして、実際の行動に落とし込まれないことが多くないですか?

      セミナーに参加して、気持ち良くなって帰る、ある感じですね。本書では、メモの効果と具体的な取り方を説明した後に、実際に自己分析の質問が1000個用意されています。

       

      自己分析問題が1000個用意されている

       

      本書で紹介されているメモの取り方をそのまま活かせるので、本当に自分のタメになるノウハウなのかどうか、直ぐに確認することができます。

      特に、僕自身の自己分析については、就職活動の面接用に取り繕った内容のまま、ほぼ一切アップデートされていなかったので、改めて自分と見つめ合う良いきっかけになりました。

      • あなたの長所や短所は?
      • 過去に最も力を入れて取り組んだことは?
      • 周りからどんな人と言われることが多い?

       

      などなど、僕自身が10年以上前に行った就職活動用の自己分析は、あまりにも抽象的過ぎる答えであり、一般受けする内容だったので、本当の意味では全く意味のない分析だったと思います。

      僕は、自分の為に、本気で自己分析したいと思っていました。

      誰よりも、僕自身が僕のことを理解していなかったので、僕は誰なんだろう? Who am I?の問題を解決する為に、この本に出会えて良かったと思っています。

       

      まとめ

       

      30代前半になって、改めて自己分析を行うとは夢にも思っていませんでした。しかし、メモを取るメリットを意識しながら、自己分析を行うと、意外な側面も発見できて個人的に大満足しています。

       

      • 自分の考えを言葉にするのが苦手な人
      • 心に刺さる言葉を発したいと過去に思ったことがある人

       

      という人は、ぜひ読んでください。

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